メガネやコンタクトレンズに変わる第三の視力矯正として話題の「レーシック」ですが、「痛くないの?」「安全なの?」「費用はどれくらいかかるの?」など、さまざまな不安や疑問があるのではないでしょうか?
近年では、医療機器や技術の進歩で、とても安全な治療方法ですが、体の中でも繊細な器官の目を手術するのですから、手術を受ける前にレーシックのしくみを知ることはとても大切なことです。
レーシックとは、エキシマ・レーザーを使って角膜の中央部分の厚さや形状を変えて屈折率を調節して網膜にピントが合うようにする治療法です。
米国では、1995年にエキシマ・レーザーによる矯正手術がFDA(アメリカ食品医療薬品局)に認可されました。その後、タイガーウッズがレーシック手術を受けて、めざましい活躍をしたこともあり、現在では年間100万件以上の手術が行われています。
日本国内では、2000年に厚生省(現 厚生労働省)が認可し安全性が確認されました。最近では、芸能人やスポーツ選手など有名人がレーシックを受けたこともあり、年々視力矯正の手段として手術を受ける人が増えています。症例数も増加して、ようやく日本でも安心してレーシックを受けられるようになりました。
「目に麻酔を注射をする」と思われている方もいますが、点眼の麻酔になりますので、注射はしません。
手術時間は、両目で10〜20分で、レーザーを照射する時間は、10〜20秒です。