▼タバコを吸う人が注意したい目の病気
最近は禁煙ブームや健康志向が高まり、喫煙率は減少傾向にあります。喫煙は肺がんや心筋梗塞、脳卒中などさまざまな病気に影響があるといわれていますが、目にはどのような影響があるのでしょうか?
タバコを吸う人がなりやすい目の病気といわれているのは【加齢黄斑変性症】です。
【加齢黄斑変性症】は、日本の成人失明原因の第3位、欧米では第1位です。日本でも生活習慣や食生活の変化で中高年層で急激に患者数が増えています。とくにタバコを吸う人は吸わない人よりも発症率が3倍高いといわれています。
【加齢黄斑変性症】は、ものを見るのに重要な目の奥(眼底)にある黄斑に障害が生じ、「視野の中心部がゆがんで見えたり、黒っぽく見える」などの症状があわられます。悪化するにつれて、ゆがんで見えたり暗く見える部分が黒く濃くなり範囲も広がっていきます。
加齢黄斑変性症の発症率を上げないためにも禁煙を心がけましょう。